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黒板絵

ヴァルドルフ学校といえば、担任の先生の黒板絵。
私が所属している(といっても、今は言語造形と人間学しか行ってないけど)教員養成セミナーでは、いま、黒板絵を練習しているようです。

















休み時間にも熱中するカスティン(クラス担任希望)。
共同制作らしいです。



近くでみると、浜辺の木々をかなり細かく書き込んでいた。
きれい!!







この日の授業は、言語造形。
ドイツ神話を物語る練習をしました。
今だに時々、発音を直される私。。
今年のセミナー生は人数少ないけど、芸術性豊かで、言語造形もめきめき上達しています。
一緒に授業をうけるのがたのしい。



いまニュルンベルク〜エアランゲン間はすごい積雪。
休みの日は、一日中家ですごします。
黒瀬ゆい * - * 23:25 * comments(2) * -

ドイツ語で詩を読みたい人へ

Kindertag. Gedichte fuer Kinder
Kindertag. Gedichte fuer Kinder
Hedwig Diestel

Hedwig Diestel というオイリュトミストは、たくさん詩を書いた人で、授業のマテリアルとして、よく使われるようです。
私も去年、ヴァルドルフ幼稚園で実習したとき、先生が貸してくれたのがこれ。
この中の詩をひとつ選んで、子供たちとオイリュトミーをしてみました。

子供たちにきれいな詩をあたえると、なんだか水を得た魚のように喜ぶ。ことばは、子供にとっておいしいお菓子みたいなんでしょう。

私は外国人なので、一生懸命発音を正しくする、それが一番大事です。

ドイツ語を勉強してる一日本人としても、すごくいい本だとおもいます。
響きよく、口に出して練習するドイツ語としてわるくないのではないでしょうか。
ただ、練習する際、ドイツ人の大人に聞かれないようにしましょう。ちょっと痛い人だとおもわれるので。
私は、詩を暗記する時は、バイト先のキッチンでブツブツつぶやいています。歌ったりしてるときもあるので、もう同僚たちには、まったく驚かれないようになりました。
黒瀬ゆい * - * 00:50 * comments(0) * -

青銅の悲劇

青銅の悲劇  瀕死の王
青銅の悲劇 瀕死の王
笠井 潔

「動物化する世界の中で」のメール交換が行われていた時期に、笠井氏が連載していた小説で、バイバイ・エンジェルからの矢吹駆シリーズの日本編。
かなり厚みのある長編推理小説。

これを読むと、「動物化する世界の中で」で、コミュニケーションを成り立たせなかったのは、この小説を執筆中だったからなのかな、とも思う。
小説の中で、笠井氏が、東氏の書いたことほぼそのまま書いていて(ポストモダンとは何かというあたり。)それに登場人物の描き方にも、やはりメール交換で議論(?)した内容とリンクしています。

小説の面白について言えば、今までの矢吹駆シリーズの精度にはぜんぜん及ばない、というしかないですが。

最初の事件が起こってから、推理会というか、いつものように登場人物が4人で(このシリーズでは、推理する人物はいつも4人くらい)で、議論するわけですが、そのあと新たな物証がみつかったり、被害者の家族の証言が反転したり、じゃあ今までの推理はなんだったんだ、と思ってしまう。

被害者や、被害者側の人間が、黙秘あるいは嘘の証言をするのは、ときどきあることですが、(たとえば脅迫されていたり、被害者側が何か悪いことをしていてバレそうなとき)それにしても今までの推理がゼロになるっていうのはどうかと。

ただ、最後に「犯人が自白したところで、またそれも嘘かもしれないし、100パーセント信用できる物証もまた存在しない。私たちは、真実にいたることはできない」
とナディアが言ったことは、この小説全体をよく要約しているのかもしれないと思った。

「バイバイ・エンジェル」から「オイディプス症候群」まで、基本的に舞台はフランス、探偵役は謎の日本人青年カケル、語り手はナディア・モガールという大学生。

「青銅の悲劇」では、残念ながらカケルの登場はなしで残念でしたが、ナディアは出てきます。日本語はぺらぺらで、すっかり探偵に転身しています。

ほとんどの読者は、カケルの登場を待ちわびて最後まで読んでしまうと思う。それに、カケルの過去も少しずつ明らかになるので、その点です、最後まで読んだ理由は。(ちなみに、このあと読んだ「熾天使の夏」にはカケルの過去が明らかになってました、すでに)

ただ、この小説も次に続くので、次回には期待します。
それに、フランス編(「オイディプス症候群」の次)も連載が終わってるので、単行本が出たら絶対に買うでしょう。
新しい本が出る限り。

そう言えば、井上靖が大好きだった大学の友人は、一年に一冊しか読まないと自分で決めていた。
なぜなら作者が亡くなっているので、新しいのがもう出ない、でも、一気に読んでしまうのはもったいない、ということでした。
いろんなファンの在り方があるなあ、と思う。


黒瀬ゆい * - * 01:09 * comments(0) * -

アマゾンさん、早いです

黄色い部屋の謎 (創元推理文庫)
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫)
ガストン ルルー,Gaston Leroux,宮崎 嶺雄

あけましておめでとうございます。

といってもあまり実感もない。日本酒も数の子もないお正月。
とりあえず、店で大量に出た酢飯の余りを消費するので必死でした。。しばらくお寿司は食べたくない。。

年末にアマゾンで大量に本を注文して、送料一万円くらいだけど直接送ってもらった。
今までは、実家にいったん届けて母に送ってもらったりしたのだけれど、アマゾンで本を買うのも1年に2回くらいだからまあいいか、と思って。。
そしたらたった4日で来たので驚く。
もちろん、一度開けられていて関税はその場で10ユーロ払ったのだけれど、こんなに早く届くなんてほんとにありがたいです。
ちなみに、関税はDVDとかCDとかがあるともっと高くなるらしいです。

年末年始、また寒くなったことだし、できるだけ外にでないで読みふけることに。
面白かった小説はこれ。

(海外に住んでるくせに、翻訳ミステリとか読んでる贅沢者ですみません。けど、定期的に推理小説とか、ミステリを読まないと落ち着かないのです。)

この本は「オペラ座の怪人」を書いた人の、有名な密室もの。
密室事件の金字塔らしいので、読んでみた。
確かにおもしろいです。

一番最初に起こった事件は、完全な密室。
2番目、3番目の事件もなかなか奇特なもので、最後まで目が離せないです。
探偵役の主人公は、18歳の新鋭新聞記者で、彼の個性も光ります。何しろ、彼はよくしゃべるので面白い。若いから、ということもあるのでしょうか。感情をよく表に出してます。
俗に言うワトスン役の語り手(弁護士)は、ちょっとほかに類を見ないほどドンくさいというか、あんまりアイデア浮かばないので、ほんとに語りに徹してる感じで、また珍しい。
主人公のルールタビーユによくからかわれています。弁護士なのに、いいのか?
主人公のライバル的位置にいる、もう一人の探偵の存在も思い白い。

小説の中で、主人公が、「黒衣婦人の香りだー」と、なにか特定の女性に思いをはせるシーンが幾度かあり、読者を続編へといざなっていますが、アマゾンのレビューを見ると、続編は、ほとんどの人に星2つをつけられているので、半年後に買うのはやめようと思いました。

アマゾンのレビュー、ほんとに助かります。

そのほかに、集英社新書「動物化する世界の中で」(東浩紀と笠井潔の往復書簡)を読む。
これはもともとウェブ上で行われたメール交換だとおもうけど、書籍化するほどでもないと思った。
それぞれ言ってることは面白いし、勉強になりました。
ただ、かみ合わなさすぎで、あと笠井さんが一生懸命じぶんのフィールドに議論を持っていこうとしてるように思えて残念。
ファンとして・・

3日前から積雪でエライことですが、そろそろバイトの時間。
明日から、新学期に向けて準備しないと。。。
毎朝10時に起きてる場合じゃなくなってきた。
黒瀬ゆい * - * 01:11 * comments(0) * -

クリスマスあけました

クリスマス前の吹雪、積雪。。。。
気温はマイナス19度まで下がり、大急ぎで雪の日用の靴を買ったのに、またまたあったかくなり、クリスマスには雪もすっかり溶け、気温は8度〜10度にまで上がってます。

今年は
24日 Heilige Abend の午後まで。
25日は一日中
26日も祝日なので一日中
27日は日曜なので一日中
お店は営業していません。

職場のレストランは26日、27日は夜だけ営業。

なので24日はスーパーで食料を買い込み、二日間、全力で引きこもりました。25日なんて、一歩も家から出ず。
そしたら、珍しく風邪をひく夫。。
馬車馬のように働いても、常に健康体なのに。
でも、往々にしてあります、こういうこと。

いま読んでるのはこれ。

アカシャ年代記より
アカシャ年代記より
R.シュタイナー,高橋 巌

すでに、「神秘学概論」に取り組んできて、分からなかったことも多く、付箋やら鉛筆のマークが増えるばっかりだったのだけれど、これを読んでかなり、核心に近づけたような気がします。

人間は魂、霊をも含む複合体(?)であり、それはいまでも進化の途中であるということ。
人間よりさらに高位に進んでいる霊たちが、以前に人間に働きかけていたこと。
漠然と知っていたけど、理解の範疇にまでは来てなかった事柄が、ここでは正確に、具体的に描写されていて、読むとそれらの出来事がいきいきと想像できるのは不思議。

それにしても、シュタイナーの明晰さは、この本において卓越してます。
原書は、まだ買ってないので併読してないけれど、この本に関しては訳もかなり良いと思う。

ここ半年ほどで、シュタイナーの本が理解しやすくなったのは、多分、月2回の読書会(哲学史)に参加していたこともあるのだと思う。
エリウゲナ、アンセルムス、アウグスティヌス、トマス・アクィナスなどの著作を読んで(ドイツ語訳だけど)、魂・霊についてどう考えられてきたか、少し分かってきたし、

オイリュトミーによって、色、光、熱、音など、素材以外の可視・不可視的なものを創造するとはどういうことなのか、深く考え、体験する機会に恵まれてるからではないかなあと。

とにかく面白い本です。
これを読み終わっても、まだまだ読む本、山積みです。
黒瀬ゆい * - * 23:22 * comments(0) * -
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